クレジットカードの支払方法

クレジットカードにはさまざまな支払法がある。海外のクレジットカードはリボ払いがほとんどで1回払いも設定されていないのが一般的だ。1回払いができるカードはチャージカードと呼ばれ、アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブなどの高級ブランドが提供するカードでしか利用できない。日本のクレジットカードでは複数の支払方法が選択でき、手数料がかからない1回払いも利用できる便利なシステムになっているのだ。
1. 1回払い・2回払い
1回払いと2回払いは会員手数料がかからない支払方法だ。日本では1回払いの利用率が高くカード保有者の90%以上は1回払いを利用しているというデータもあり、手数料を支払い続ける海外のクレジットカード利用者に比べると健全な利用方法が定着している。 1回払いは銀行系クレジットカードでは15日までの利用分を翌月10日に支払うシステムなので、16日に利用すれば59日後の支払となる。2回払いは半額を翌月10日に支払い、残りを翌々月10日に支払うシステム。

2. 分割払い
分割払いは日本だけの支払方法だ。ショッピングクレジットで利用されている支払方法で、信販系クレジットカード会社が初めて導入したが、現在では国内のクレジットカード会社はほとんど分割払いが利用できる。ただし、ダイナースクラブ、アメリカン・エキスプレス、シティカードなどはもともと分割払いのシステムがないので利用できない。
分割払いでは支払回数を指定するという特徴がある。そのため最終支払月が明確になり、支払計画が立てやすい反面、繰り返し利用すると毎月の支払金額が大きくなるというデメリットもある。しかし、毎月の支払金額が大きくなることで浪費が抑制される面もあるので一概にデメリットとも言えない。

3. リボルビング払い
リボルビング払いの特徴は毎月の支払金額を指定できる点だ。利用回数が多くても毎月の支払金額は手数料分しか増えないため、繰り返し利用するには便利な支払方法だ。しかし、何回利用しても返済が楽な反面、残高が減りにくいため、いつまでも手数料を支払い続けるというデメリットがある。クレジットカードの支払方法の中では最も手数料負担が大きくなる可能性がある支払方法だ。 リボルビング払いには大きく分けて下記のような2種類の返済方式がある。
・元金均等方式(ウィズアウト方式)
・元利金等方式(ウィズイン方式)
元金均等返済では毎月の支払元金を指定し、元利金等返済では手数料と元金を含めた支払金額を指定する。そのため元利金等方式のほうが残高は減りにくく、場合によっては支払金額すべてが手数料というケースも発生する。
元利金等方式の欠点を補った方式が残高スライド方式と呼ばれる返済方法だ。この方式では一定の残高ごとに最低支払金額が設定されているため、元金が減らないという欠点が解消されている。最低支払金額を設定するミニマムペイメント方式も同様の趣旨で考え出された返済方式だ。 いずれの返済方式でも手数料負担が大きいのは間違いないので、高額利用はなるべく分割払いを利用して計画的に支払うことが必要だ。

4. ボーナス払い
ボーナス払いも日本だけの支払方法でボーナス月に1回または2回で支払い、会員手数料はかからない。ボーナス払いは加盟店によっては取り扱っていない場合や、利用できる時期が限定されているので注意が必要だ。ボーナス月は一般的に夏季6,7,8月で冬季12,1月となっている。利用できる期間も最長で支払月の6ヶ月前までというケースが多い。ボーナス2回払いは夏と冬で半分ずつ支払うことになる。

5. 自由返済
自由返済方式はいつでも自由に好きな金額を返済できる支払方法だが、基本的にはリボルビング支払のミニマムペイメント方式が導入され、最低金額以上であればいくらでも支払えるというシステムだ。海外のクレジットカードはこの方式での支払が一般的。海外のクレジットカードは金融機関が発行し、個人小切手での支払が定着しているので、銀行で小切手を使って支払うのが普通だ。しかし日本では小切手で支払うというシステムがないので、自由返済方式を採用したクレジットカードはコンビニATMやインターネットバンキングを利用して支払うようになっている。

 

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・クレジットカードを銀行系、流通系、信販系と分けることは今ではあまり意味が無いことだ。流通系のサービスを提供していても実際は銀行子会社という事が多いからだ。提供しているサービスで区分する方が分類としては適切かもしれない。

・共通ポイントと呼ばれているTポイントやPontaもクレジットカード機能付きのカードが発行されている。メインカードに電子マネー機能を付帯して、サブカードで共通ポイントを貯めると効率がいい。共通ポイントはクレジットカード決済しなくても付与されるからだ。

 

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